>>609
だから、金銭授受の禁止をうたうのはいいんだけど、
それ、禁止できないからね?
まず、契約自由の原則から考えてみて。
AさんとBさんがAさんの権利をBさんに譲れたら対価としてお金を払いますって約束したとする。
その権利がとある法人のメンバーシップの権利だったとする。
で、そのメンバーシップの売買はするなと法人が宣言したとしても、
私法上、なんら問題なくこの売買は契約当事者間では有効とされるんだよ。
この売買契約は売買当事者間では有効で、法人側から見れば認めないということになる。
これを相対効といい、私法の基本原則なんだ。