天皇杯の決勝戦がアジアカップの日程により前倒しに。
 
Jリーグと日本協会は2018年シーズンの各大会方式について、注目すべき新方式や変更点を発表している。
さらなる記録更新に期待が懸かる通算記録など、新シーズンにおける10大チェックポイントを挙げてみた。

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@【J1参入プレーオフ】“J1・J2入れ替え戦”が10年ぶりに復活!

J1とJ2の昇降格の方式が生まれ変わる。J1の17位と18位が自動降格し、J2の上位2チームが自動昇格するのはこれまで通りだが、
J2の3位から6位が参加する「J1昇格プレーオフ」にJ1の16位が参戦する形で、「J1参入プレーオフ」が新たに実施されることに。
いわゆるJ1・J2入れ替え戦?が10年ぶりに復活するのだ。過去に幾多の名勝負が演じられた手に汗握る大一番だけに、今度はどんなドラマが繰り広げられるか楽しみだ。

A【天皇杯】“元日決戦”は見合わせ決勝戦は“聖なる決戦”に

天皇杯の頂点を決める“元日決戦”は冬の風物詩だったが、次回アジアカップが19年1月に予定されている関係で、決勝戦の開催日が前倒しに。5月26・27日に開幕し、ファイナルは12月24日の“クリスマスイブ”に行なわれる予定だ。
 
B【J1リーグ】ファン拡大のためJ1で金曜開催を導入か
Jリーグ史上初めて平日金曜日のオープニングマッチ開催が決まった。また一部報道によれば、新シーズンからはJ1の各節での、金曜開催の実施も検討しているという。
サッカーの露出が増え、さらなるファン拡大が狙いとされているようだが、部分的な導入も視野に、現在は検討中とのことだ。

C【ルヴァンカップ】J2から最大2クラブが参戦!

昨季まではJ1クラブのみで争われていたリーグカップに、01年以来17年ぶりにJ2クラブが参戦する。昨季J1で16位の甲府と17位の新潟が対象だが、ACL本戦出場が3チームの場合は前者のみとなる。
また、21歳以下の選手を1名以上先発に含む制度は、全試合に適用されることになった。

D【ゼロックス・スーパーカップ】選手交代人数枠の拡大
より多くの選手に出場機会を与える目的で、これまでの交代枠3人を5人に拡大する。ただ、交代回数はハーフタイムを除いて3回までと従来と同じだ。
シーズンの開幕を告げるビッグマッチで、選手たちの活躍はもちろん、選択肢が広がった指揮官のベンチワークにも期待したい。
 
E【PK戦】「ABBA方式」の採用
ルヴァンカップとゼロックス・スーパーカップのPK戦では、PK方式における競技の公平性強化と国際大会への順応性向上のため、ABBA方式が採用される。
これまで両チームが交互に蹴っていたが、この新方式では1本ずつ先攻と後攻が入れ替わる。仮に2チームをAとBに分けた際、順番がA→B→B→Aとなるため「ABBA方式」と呼ばれている。
 
>>2以降につづく

1/12(金) 20:00配信 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180112-00034696-sdigestw-socc