【西野の肉声によるレターポット解説】
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【西野亮廣ブログ↓】

2018-01-14 09:25:49
考える西野

レターポットのリリースから半月。ユーザー数が32000人を突破した。
時々、「今の時代は無料が主流ですから、有料のサービスは流行りませんよ」とアドバイスをいただくが、
そんなことはオマエの1万倍知っているし、それより何よりレターポットは有料であることに意味がある。

レターポットは春までにユーザー数を10万人にする。
レターポットは極めて複雑だ。
使ってみれば何も難しくはないが、使っていない人に説明するのが難しい。
『贈り物』の要素と『通貨』の要素が混ざっているからだ。

「誕生日にレターが贈られたら嬉しい」といった感じで、
文字が『贈り物』として機能することを知っているレターポットユーザーに対し、
その喜びを知らないレターポット未経験は、『通貨』として捉え、
「文字を送るだけならLINEでいいだろ!」「通貨なのに、換金できないなんて、おかしいじゃないか!」と憤る。

ちなみに、通貨を、通貨たらしめているのは『換金』ではなく、その通貨に対する『信用』だ。
一定数の人間が、それに価値があると信じたら、それは『通貨』になる。
価値さえ信じることができれば『通貨』の姿形は何でもいい。
貝殻でもいいし、金でもいいし、銀でもいいし、紙でもいい……。
今回は、それを『文字』にしてみた。

レターポットだけで、本が一冊書ける。
お金の成り立ちから始まり、お金の未来までを書いた一冊。
今年、どこかのタイミングで出そうと思っている新刊『貯信時代』は、そんな内容にしようかしら。

レターポット、奥が深いです。
まだまだ勉強する必要がありそうです。
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12344353046.html