日本に完勝のブラジルからハリルジャパンへ提言 「強国と対等に戦おうとするな」

94年ワールドカップ優勝メンバーであり、2010年大会は、ブラジル代表でアシスタントコーチを務めたジョルジーニョは、こう語る。
「監督ごとに考え方があるけど、僕は鹿島アントラーズで4年間プレーし、1年間監督も務めたことで、日本サッカーをよく知っている。
そして僕自身も監督だから意見を言うとすれば日本が理解しないといけないのはブラジルや幾つかのサッカー伝統国に対しオープンに攻撃を仕掛ける試合はできないということだ。
というのも、日本はこれほどクオリティが高い。
技術力が高い選手達が多いから、対等に戦おうとする。
それをやってはいけないんだ。
日本の選手達は、自分達のポテンシャルをもっと信じるべきだし、勇気を持たないといけない。
だけど、対戦相手によっては、完璧に守ることが必要になる。
ピッチのスペースをしっかり埋めること。そして、ここぞというチャンスを活かし、攻撃に出ていくんだ。
一番大事なのは、選手がそれを理解し、きっちりやることだ」


誰が監督をやるにしろまずはこの言葉を肝に銘じたほうが良い