スーパースターも人間だ。私生活はプレー内容に少なからぬ影響を与えるだろう。

個人的には、サッカー選手はあくまでもプレーによって判断されるべきであり、彼らの私生活に立ち入ってあれこれ詮索するのは避けるべきだと考えてきた。
しかし、私生活に大きな変化があったり、きわめて特殊な傾向がある場合、これらの情報は選手の性格なり人間性を理解する上で重要なカギとなるかもしれない。

この年末年始の休暇中、セレソンとパリ・サンジェルマンのエースでブラジルの国民的英雄であるネイマールが、同じ女性と実に4度目の交際を開始した。
ブラジルは恋愛にオープンな国で、有名無名を問わず、誰かと交際していることを隠さない人が多い。とはいえ、同じ相手と3度の破局を経て4度目に挑む、というのはさすがに珍しい。

25歳のスーパースターのお相手は、22歳のブラジル人、ブルーナ・マルケジーニさん。国内では知らぬ者がいない美貌の若手人気女優だ。

リオ郊外の出身で、6歳のとき初めてテレビドラマに出演し、可愛らしさと演技のうまさで評判になった。
以来、少女から大人になる過程でますます美しくなり、地道に演技力も磨き、常にテレビ、映画、舞台の第一線で活躍してきた。若手女優の中では人気、実力ともにトップクラスだ。

交際のきっかけは、ネイマールの強引なアタックだった。2012年8月、芸能界の人脈を通じてブルーナさんの電話番号を手に入れ、デートを申し込んだことから交際が始まった。

当初、ブルーナさんの両親が「サッカー選手は女性関係がだらしない」と考えて娘の交際に反対したが、ブルーナさんもネイマールに好意を抱くようになった。翌年2月、2人が交際を公にすると、
サッカー界と芸能界のスーパースターどうしの恋愛とあって国中の話題となった。以後、2人はそれぞれのインスタグラムに親密な関係をうかがわせる写真を掲載し、国民はその交際の進展を暖かく見守っていた。

交際を始めて1年後、最初の破局が訪れる。2013年末の休暇を一緒に過ごした際、互いの嫉妬から言い争いになったのである。
それでも3カ月後、ブルーナさんがリオ郊外で行なわれたブラジル代表の練習に顔を見せたことで交際が復活した。

2014年8月、2人はスペインのイビサ島で一緒にバカンスを過ごした。ところが、ブルーナさんが2人だけでロマンチックに過ごすことを期待していたのに対し、ネイマールは多くの取り巻き連中を引き連れてきた。
このことにブルーナさんが気分を害し、早々に帰国してしまう。これで二度目の破局となり、その後はそれぞれ別の相手とのロマンスが話題になった。

つづく

1/12(金) 17:20配信 スポルティーバ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180112-00010004-sportiva-socc