みきはゆいに「実は男」と明かし、2人で合コンの場を荒らす“秘密のゲーム”を始める。

■ 「『好き』が女の子を強くする…そういう女の子が、大好き」みき(心の中)

ゆいと意気投合したみきは、2人はホテルで一夜を共にするが、ゆいには彼氏がいる。

「たとえばある晩、私のことを好きって言ってくれる人がいてさ…男とか女とか関係なく、ね。そしたらなんか、目の前の人を優先したくなるんだよね」とゆいはみきに思いを伝える。みきは、ゆいが“今”精一杯の気持ちで“目の前にいるみき”を大切にしたいと思っていることに気付くが、朝にはゆいを置いてホテルを出ていく。

■ 「宙ぶらりん。これからどうやって生きていくのか、これっぽっちも分からない」みき(心の中)

ゆいと過ごしたホテルからの帰り道、みきは1人で自分の“生きる道”について考える。

“ゲイ”でも“ヘテロ”でもないみき。「お手本になる人もいない、年を取っても女子っぽくいられるかどうかも分からない。分からないことしかない」と強く生きてきたように見えるみきが、抱えている不安を吐露する。

■ 「彼女にとってはきっと、珍しい遊び。でも、私にとっては宝物。キラキラ輝くジュエリーみたいな。たとえそれが、フェイクなジュエリーでも」みき(心の中)

ゆいの連絡先と、ゆいと撮った写真を消去しながら、泣き顔になるみき。小さな声で「ありがとう」とだけつぶやき、ハイヒールを鳴らして家に帰る。

“また会えたらいいのに”という気持ちや、“ずっとこんなふうに生きていくのかな”という不安が入り混じった切ないシーンになっていた。

果たしてゆいとみきの恋は終わってしまうのか…?

■ みきを“ディスる”同級生が登場

みき(志尊淳)と後藤(町田啓太)は同居生活を続ける。ある日、後藤はかつての同級生で、ミニーさん(中島広稀)と呼ばれていたダサい男を、みきに会わせたいと言い出す。「リストラされニート状態でうつっぽいミニーさんを助けたい」という後藤の思いに負け、渋々ながら会うことにしたみき。

家を訪ねてきたミニーさんにみきは気遣いを見せるが、反応が返ってこない。挙句の果てにはミニーさんがみきのことを“ディスり”始める始末に。みきは「彼が病気なのではなく、ただ自分たちを見下げたいだけなのだ」と見抜き、反撃に出る。(ザテレビジョン)