バルセロナは11日、今冬2人目の新戦力としてブラジルのパルメイラスからコロンビア代表DFジェリー・ミナの獲得を発表した。

 契約は2023年6月30日までの4年半で、移籍金は1180万ユーロ(約16億円)。契約に必要な違約金は1億ユーロ(約133億円)に設定されている。

 1994年生まれで現在23歳のミナは、身長195cmと恵まれた体格を誇るセンターバックで、退団濃厚なハビエル・マスチェラーノの後釜になると見られている。19歳まではMFとしてプレーしていたため足元の技術にも優れ、大柄な体格に似合わないスピード、そしてパルメイラスで28試合6ゴール、コロンビア代表で9試合3ゴールと得点力も備えている。

 また若くしてタイトル獲得経験も豊富で、コロンビア国内ではリーグ優勝やコパ・スダメリカーナ制覇、ブラジルで2016年に全国選手権1部優勝に貢献している。また昨年はブラジルのパウリスタ州選手権で最優秀DFにも選ばれた。

 GKとしてサッカーを始めたミナは、DFとしてバルセロナ初のコロンビア人選手となった。そして身長194cmのジェラール・ピケを抜いてチーム内で最も背の高い選手にもなる。

フィリッペ・コウチーニョに続く冬の2人目の新戦力は、リーグ奪冠に向けて首位をひた走るバルセロナにおいて期待通りの活躍を披露できるだろうか。ロシアW杯ではコロンビア代表として日本代表の前に立ちはだかるかもしれない。

1/11(木) 19:53配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180111-00250846-footballc-socc

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20180111-00250846-footballc-000-1-view.jpg