今季から名古屋グランパスに加入することが決まった元ブラジル代表FWジョーだが、Jリーグ移籍前には多くのオファーを受け取っていたようだ。

 これまでは中国からの関心をジョー本人が拒否したことなどが伝えられていたが、ブラジル『UOL』によれば、今冬はイタリア・セリエAのナポリやドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントからも獲得の打診を受けていたという。

 仮に欧州復帰が実現していれば、香川真司とチームメイトになっていた可能性もあった。昨年のブラジルリーグ得点王&MVPを引き抜くために、名古屋が用意した1100万ユーロ(約15億円)の移籍金は、財政難に陥っているコリンチャンスにとっても断れないものだったに違いない。

 ここ数年の私生活の乱れやピッチ内での低調ぶりから、30歳を前に“終わった選手”と見なされていたジョー。しかしコリンチャンス復帰後は完全復活を遂げて、いまやブラジル代表復帰の可能性さえ囁かれている。ナポリやドルトムントのような強豪での欧州復帰を断念してまで選んだ日本の地で、自らの決断を後悔しないで済むような大活躍が期待される。

1/11(木) 23:47配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180111-00250872-footballc-socc

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20180111-00250872-footballc-000-2-view.jpg