https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00000545-san-soci
他競技の選手がメタンジエノンでドーピング違反になったことを知り、
「他の人に入れたらどうなるんだろう」と考えた鈴木選手は、海外遠征中の
8月中旬にインターネットを通じて同薬物を購入。大会期間中に千葉県にあ
る実家を経由して、会場近くの宿舎に送ったという。

 薬物は宿舎で錠剤を砕いて粉状に加工。カヤックシングル200メートル
が行われた9月11日、人知れず薬物を会場に持ち込み、出場各選手が水分
補給のため水飲み場に置いていた飲み物のボトルの中から、小松選手のもの
を選んで混入した。

 同連盟は11月17日、日本代表合宿で鈴木選手ら参加者に、一部の選手から
陽性反応が出たことを報告。「このままでは東京五輪を迎えられない」など
と、事態の重大性も訴えた。

 良心の呵責(かしゃく)から、まもなく「家庭の事情で合宿を抜けたい」
と申し出た鈴木選手は、その後「相談したいことがある」と連盟幹部へ電話。
20日に直接面会すると、「私がやった。私に愚かな点、至らない点があった」
と打ち明けた。

 「本当に(陽性反応が)出るとは思わなかった。怖くなった」と弁解したとい
う。

 小松選手はそれまでにも、自分の位置を確認するために練習で使用するGPS
を盗まれたり、カヌーをこぐパドルにヒビを入れられたりするなどの嫌がらせを
受けていたが、鈴木選手はこれらについても「自分がやった」と説明。他にも
約8年前から、自分よりランクが上のトップ選手5〜6人に同様の嫌がらせを
行っていたという。

 卑劣な行為の被害に遭った小松選手だが、薬物の陽性反応が出た際、電話で
真っ先に相談したのも鈴木選手だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00097106-nksports-spo
鈴木康大 盗んだ小松正治のパドルを福島県内に隠す

パドルを窃盗したことについて、パドルを福島県二本松市の漕艇場に隠し
ていたことを明らかにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00000074-dal-spo
小松はGPS盗難、パドルにヒビが入るなどの破壊行為を受けており、
また、トップ選手5〜6人にも同様の被害が及んでいた。鈴木は調査に対し
て、これらの行為についても認めている。同事務局長は「自分より実力が下
の選手にはやっていない。同等か上の選手のみ。」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00000063-jij-spo
ナショナルトレーニングセンターの石川県小松市の木場潟カヌー競技場で2010年
以降、カヌーをこぐために使うパドルの紛失や破損が相次いでいた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000013-ykf-spo
小松選手はツイッターで「パドルが無くなりました」と盗難被害も明かしている。