2月24日に熱戦の火ぶたが切られるJ1リーグの開幕カードが判明した。横浜は25日アウェーに乗り込みC大阪と対戦する。元日の天皇杯決勝で延長戦の末に1―2で逆転負けを喫した因縁の相手。11年8月24日の対戦を最後に公式戦で10試合勝っていない天敵を撃破し、スタートダッシュを狙う。

 長いトンネルを脱出できるか。横浜がC大阪に勝ったのは11年8月24日のリーグ戦での対戦(○2―1)が最後。昨季はリーグ、ルヴァン杯、天皇杯で4戦全敗するなど6年半近く白星から見放されている。元日の天皇杯決勝では先制しながら、延長戦の末に逆転負け。縁起の悪い新年の幕開けとなったが、リーグ開幕戦でリベンジの機会が到来する。

 今季の横浜は昨季までオーストラリア代表を指揮してW杯出場権を獲得したポステコグルー監督を招へい。元日本代表のDF中沢は18年限りでの現役引退を表明している。開幕戦は他カードより1日遅い25日の見通し。くしくも中沢の40歳の誕生日と重なる。03、04年のリーグ連覇を経験し、04年にはMVPを受賞。クラブの黄金期を支えただけに、ラストシーズンに懸ける思いは強い。

 対するC大阪は昨季ルヴァン杯、天皇杯の2冠を獲得。初タイトルで殻を破っただけに、リーグとACL制覇が新シーズンの最大のターゲットとなる。古豪復活と、常勝構築を目指す両チームの激突。激アツマッチで、26年目を迎えるJリーグが幕を開ける。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000084-spnannex-socc

◇明治安田生命J1第1節 C大阪―横浜(2018年1月25日)

 2月24日に熱戦の火ぶたが切って落とされるJ1リーグの開幕カードが判明した。昨季、ルヴァン杯と天皇杯を制し2冠を達成したC大阪は、25日にホームで横浜と対戦することになった。元日の天皇杯決勝で延長戦の末に2―1と下した相手との再戦。J1では13年以来となる開幕戦勝利で、リーグ制覇に向けスタートダッシュを狙う。

 C大阪にとって真価を問われる18年は、天皇杯決勝で倒した横浜との再戦から始まることになった。関係者によると、会場はヤンマースタジアム長居で、ACLとの兼ね合いから2月25日開催になる見込み。2年連続でのホーム開幕となる。

 昨季公式戦で4戦全勝を誇った横浜が相手ながら、J1の開幕戦に勝利したのは13年が最後(○1―0新潟)。昨季の磐田戦は0―0の引き分けに終わり、初勝利を挙げたのは第4節だった。2月10日にゼロックス杯川崎F戦、同14日にACL1次リーグ初戦アウェー済州戦、同21日に同ホーム広州恒大戦があり、公式戦4試合目として迎えるリーグ初戦。悲願のJ1制覇へ弾みをつけたい一戦となる。

 過去、飛躍した翌年にJ2降格を3度も味わってきたC大阪。すでに尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督らは日本に戻っており、始動からの練習日程など新シーズンに向けた準備に着手している。過密日程を強いられる今季、まずは開幕ダッシュを目指す。

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