1月5日付のアメリカの新聞ニューヨーク・タイムズが、『ダウンタウン』の浜田雅功を痛烈に批判した。
昨年の大みそかに日本テレビ系列で放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!
大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』での冒頭、

浜田がアメリカの俳優エディ・マーフィの主演映画『ビバリーヒルズ・コップ』に扮するため顔全体を黒く塗って登場したことに対し、
日本在住の外国人らから「人種差別だ」と批判が出ていると報じたのだ。

同紙は、日本在住歴の長い黒人のアメリカ人コラムニストが浜田の黒塗りを「不快だ」と非難したとする一方、
《日本には黒人に対する組織的差別の歴史がない》という意見も紹介し、意図的な差別ではなかったとの見方も伝えた。

さらに、人気アイドルグループ『ももいろクローバーZ』や音楽グループ『ラッツ&スター』のメンバーらも、かつて顔を黒く塗って登場し、怒りを買ったことがあったと指摘した。
「浜田の黒塗りの是非。これについては、どうやら『放送倫理・番組向上機構(BPO)』で審議入りしそうです。海外のSNSでも《ふざけ過ぎだ》、
《罪を感じてほしい》という意味の書き込みが番組に対してなされています。おそらく今月の半ばには間違いなく審議に入り、裁定がなされるでしょう」(芸能関係者)

■ 非常にデリケートな問題

日本国内のSNSでも《日本人がブラックフェイスをやったらアウト》《いいかげんに国際感覚を身に付けろ》《顔を黒くしてブラックアメリカンになるというのは時代遅れもはなはだしい》
《コンプライアンス担当は機能していないのか》などなど、辛辣な書き込みが目立つ。…

「もともと、黒人という言い方も差別だと言われていて、“ブラックアメリカン”という表現も際どい。いまでは“アフリカ系アメリカ人”という言い方が一般的になっている非常にデリケートな問題です」(在米通信社記者)
ツイッターやフェイスブックでは、この浜田の黒塗りの画像が拡散されている。

「日本テレビでは1月6日に放送したダイジェスト版で再びそのシーンを流していました。一体、どんな感覚なのか…。
大使館などからクレームがついたらもっと大きな問題になってしまいます」(前出・関係者)


昭和の時代に通用したお笑いの感覚は、いまでは差別や犯罪を助長すると受け取られるものも多い。
番組を作っているプロデューサー世代が、そのおおらかな時代を過ごしてきたからといって、自分たちもそれをやろうというのは傲慢不遜と言われても仕方がない。

まいじつ 2018年1月9日 19時30分 (2018年1月9日 22時07分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20180109/Myjitsu_040679.html

2018/01/09(火) 22:35:42.77
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1515504942/