井手口陽介「Jリーグはぬる過ぎてある意味ヤバイな、と」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180110-00010004-sportiva-socc

「2016年の後半戦から、コンスタントに試合に絡めるようになってきた中で、
正直、去年の夏頃から日本でプレーする自分に疑問を持ち始めました。
というのも、Jリーグの上位クラブと戦うときは別として、それ以外の試合では
なかなか『やりきった感』を持てなかったから。
というか、ほとんどの相手に対して、明確な『やれる』という自信を持てているのは、
ある意味ヤバイな、と。

これは日本代表に選ばれるようになり、国際試合の経験が増えたことも理由の
ひとつだと思います。日本代表に行けば試合はもちろん、練習をしていても自然と
自分に緊張感が生まれ、『もっと、やらなアカン』とか『まだまだ足りない』と思えるけど、
チームに戻るとなかなかそれを感じられなくて。

でも正直、去年の後半は、自分が仮にそう思わなくても……
つまり、普通にプレーしていてもやれてしまう状況でしたから。
少し言い方は悪いけど、そういう”ぬるい”環境でサッカーをしていて成長できるのか、
を考えたときに、違うなと。

「今のところスペイン語で覚えているのは、『hola(オラ/「やぁ!」という意味)』
と『Gracias(グラシアス/「ありがとう」という意味)』のふたつだけなので、
間違いなくコミュニケーションは苦労すると思います(笑)。
ノリで乗り切れるくらいにならなきゃ、とは思っていますけど、本来の性格は
そういうタイプでもない(笑)。「深い意味はないんです。10年、海外でプレーしている
とかってなれば……単純に格好いいかな、と(笑)。とか言いつつ、
試合に出られなくて『そんなことよく言えたな』ってことになるかもしれないけど。