ドイツを代表する名門クラブであるバイエルンは、これまでアジア人選手も積極的に補強してきた。
今夏には17歳の韓国人MFチョン・ウヨンがU-19チームに加わることを発表しており、韓国人選手がバイエルンに加わるのは初のことだ。
しかし、ドイツ王者バイエルンで活躍するのは簡単ではない。
『FourFourTwo』は「バイエルン、過去の最悪の補強」と題して成功できなかった数選手を紹介しているが、同メディアはアジア人選手が想像より多かったと伝えている。

その1番手で紹介されてしまったのが、現在アウグスブルクでプレイする宇佐美貴史だ。
宇佐美は2011年夏にガンバ大阪からバイエルンへ移籍したが、その壁はあまりに厚かった。
同メディアは「当時の宇佐美は香川真司よりも上かもしれないと思われていた」と振り返っているが、その期待に応えることはできなかった。
現在はアウグスブルクで2度目のドイツ挑戦に臨んでおり、当時から成長しているところを新シーズンは見せたいところ。

他には元イラン代表のヴァヒド・ハシェミアン、同じく元イラン代表のアリ・カリミもアジア人選手として選ばれてしまっている。
他にはドルトムント時代ほどのインパクトは残せなかったマリオ・ゲッツェ、オランダ人選手のエドソン・ブラーフハイト、
アメリカを代表する選手でもあるランドン・ドノバン、ジェルダン・シャキリ、トルステン・フリンクスなどが選ばれている。

特に今のバイエルンでアタッカーがポジションを掴むのは決して簡単ではなく、宇佐美をはじめアジア人選手が割って入るのは至難の業なのだろう。


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