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「貴方にとって今年は、まさにクセがスゴイ、大(おお)活躍の一年となりました。5年前に関西のレギュラー番組を辞めて東京に進出するも結果が出ず…
ついに『帰ろか…千鳥』という企画をやるほどの低迷ぶり。しかし『いろはに千鳥』で一日に8本撮りを行うなどの努力を重ね、遂に今年、花開きました。
今や最も企画書で名前が挙がる芸人と言われ、アメトーークも今年だけでメンバー最多の17回も出演しました。そのお笑い界での功績を称え2017年アメトーーク大賞を授与します」

宮迫博之(雨上がり決死隊)は、本当にスタッフたちが考え抜いて「出川さんの連続2回もありかな、でもいうても千鳥が一番活躍した」と選んでいたことを明かす。

千鳥のノブが「『帰ろか…千鳥』の時は本当にもう帰ろうかなと思っていた」と苦しかった頃を振り返れば、大悟も「本当に嬉しいです」と言葉少なに喜んだ。
『帰ろか…千鳥』とは、2014年9月4日放送の同番組で東野幸治が持ち込んだ企画である。関西から東京に出てきた千鳥の人気が伸び悩むことから「このまま続けるか、関西に戻るか?」を迫った。
当時、千鳥がレギュラーを務めていたバラエティ番組『ピカルの定理』(フジテレビ系)が2013年9月4日に終了したことから、大悟は朝に布団の上で「終わったんじゃのう」とため息をついたほどだ。

そこから“アメトーーク大賞2017”を受賞するまでになったのだから、感動もひとしおだろう。

また、ノブはオンエア後に『千鳥ノブ(NOBCHIDORI)ツイッター』で
「帰ろか千鳥から数年…てかあの企画してくれた時点でスタッフさんにはありがとうございます!」「ほんとみんな“人間万事塞翁が馬”よ! 」と感慨深げにつぶやいている。

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寒風のなかロケを行う千鳥

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千鳥と『M-1』王者・とろサーモン