Q1 浅田真央はトリプルアクセルが代名詞?

A1 浅田真央のトリプルアクセルの公式戦成功率はわずか28.75%で全然武器ではない
もしトリプルアクセルを完璧に飛び、残り5種類のジャンプも飛べていたら大きなアドバンテージになったが、
浅田真央はルッツとサルコウを飛べないため、トリプルアクセルが4回に1度成功しても全くアドバンテージにならなかった。


Q2 浅田真央はトリプルアクセルが必殺技かのような報道されているが?

A2 フィギュアスケートには6種類のジャンプがあり、同じ種類のジャンプは最大2回までしか飛ぶことができない、というルールがある。
つまり、得意のジャンプが1つあっても他の5つのジャンプが不得意では勝負にならないということ。
日本のメディアはこの点をほとんど報道せず、トリプルアクセルが成功すれば勝てる、トリプルアクセルを成功させたので勝った、
などと安易な必殺技信奉に走り、成功率28.75%のジャンプを必殺技だと視聴者に誤解を植えつけるような報道を続けていただけ。


Q3 浅田真央がバンクーバー五輪でトリプルアクセル2回にこだわったのはなぜ?

A3 前述のように浅田真央はルッツとサルコウが飛べなかったため、バンクーバー五輪ではこの2つのジャンプをプログラムから外した。
残るジャンプはアクセル、フリップ、ループ、トウループであり、この4種類のジャンプを組み合わせて戦わなければならないため、
成功率の低いトリプルアクセルを2回飛ぶ博打に頼らざるを得なくなっただけの話。


Q4 浅田真央がバンクーバー五輪後、トリプルアクセル2回を止めて1回にしたのはなぜ?

A4 浅田真央はバンクーバー五輪後、プログラムから外した苦手なルッツとサルコウをプログラムに入れるようになった。
このため成功率の低いトリプルアクセルを2回飛ぶ博打から開放され、1回に集中することに変更した。
ただし、A1で答えたようにトリプルアクセルを完璧に飛び、残り5種類のジャンプも飛べないとトリプルアクセルはアドバンテージにはならない。


Q6 浅田真央はソチ五輪フリーで女子史上初の6種類8トリプルを成功させたらしいが?

A6 成功させてない。
ソチ五輪の浅田真央は回転不足もあって4種5トリプルであり、女子史上初の6種類8トリプルは2016年に紀平梨花が達成した。
この件に関してお抱え記者は「浅田真央が成功させた」と現在でもたびたびウソを垂れ流し、今回の引退報道のときでさえウソを捻じ込んでいた。
ソチ五輪シーズンに浅田真央と電通は流行語大賞狙いで“エイトトリプル”をキャッチフレーズに使ったため後戻りできなくなったんだろう。