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2017.12.27 11:30

イタリア料理チェーン「サイゼリヤ」で動画番組の撮影のために注文した食べ物を大量に食べ残し、11月にインターネットで批判され炎上したYouTuberグループ「チョコレートスニーカーズ(当時のグループ名はチョコレートスニッカーズ)」が、騒動後初めてアエラドットの取材に応じ、90分間にわたって当時の状況を語った。

今回取材に応じたのは、動画に出演したメンバー3人のうち、フリーターのダイキさんと大学生のひかるさん。
騒動がワイドショー番組などでも取り上げられる社会問題となったことに、ダイキさんは「お店の方に本当に申し訳ないと思っています」、ひかるさんも「YouTuberの印象を悪くしてしまった」などと反省の弁を繰り返した。

彼らはなぜ、日本中から批判を受けることになってしまったのか。また、彼らだけではなく、炎上したYouTuberのニュースが相次ぐのはなぜなのか。率直な思いを語ってもらった。

ひかる「食べ物を大量に残してしまって、反省しています。3人で半分ぐらいは食べたと思いますが、最後は気持ち悪くなってしまいました。帰る時に店長さんに謝って『片付けも手伝います』と言ったのですが、店員さんから『いいですよ』と言われ、店を出ました。お店の方には本当に申し訳ないことをしたと思っています」

ダイキ「店内でカメラを置いて撮影したことに対して、周りの人たちが迷惑だと感じていたことに反省しています。カメラを持って撮影するというのは多くのYouTuberにとって普通のことですが、一般の人にとっては迷惑に感じる人もいる。
一般の人とのモラルの違いについて、もっと考えるべきでした」
ひかる「今回、騒動を起こしてしまって『YouTuberってこんな人たちなんだ』と悪いイメージを世間に与えてしまったと思う。これまで長い時間をかけてYouTuberを盛り上げてきた先輩や、いま頑張っているYouTuberの人達にも申し訳ないことをしたと思っています」

──全メニュー注文の企画を撮影するまでの経緯は?

ひかる「この企画は最初から決まっていたものではありませんでした。僕たちを応援してくれている人がいて、彼が『何か動画撮ってよ』と言ってきたんです。
いろんな企画案があったのですが、その中で『サイゼリヤの全メニューを食べよう』という話が出た。『お金は全部自分が出すから』と彼は言ったものの、僕らは『それはやめた方がいい』と1時間ぐらい断り続けていたんです。
でも、話すうちに『全メニューを机の上にのせたら動画の表紙絵で面白いかな』と思ってしまった。それで動画を撮ることになりました」

ダイキ「インターネットでは『無断で撮影をした』みたいに書かれていましたが、お店には事前に許可をもらっていました。店長さんには、企画の話、撮影した動画はYouTubeにアップすることを話をすると、『今日はキッチンが一人だから、少し時間がかかるかもしれないけど』と言ってOKしてくれました。
動画ではカットしましたが、店員さんで撮影に応じてくれた人もいて、お店の人には本当にお世話になりました。それが自分たちの責任でこんな騒動になってしまって、本当に申し訳なく思っています」
(続きはソースをご覧下さい)

サイゼリヤで大量に注文された料理(チョコレートスニーカーズの動画「サイゼリヤで全品頼んでみた」より)
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大量食べ残し動画で批判を受けたダイキさん(左)とひかるさん
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