>>1
調べたら全く不適切な言葉じゃないじゃん
もしかしてNHKのアホ職員が無知を晒した?



江戸時代末期には既にあった表現

 「ばかだチョンだ」のもともとの表現は「馬鹿だのチョンだの」だ。
略して「バカチョン」と言ったりもする。
辞書に載っているもっとも古い用例は、明治3年から9年に発行された仮名垣魯文の
「西洋道中膝栗毛」にあるという。

そこには
「ばかだの、ちょんだの、のろまだの」と書かれているらしい。
おそらくこの表現は江戸時代から一般的に広く使われていた罵倒語なのだろう。
この時代の日本人に「チョン=朝鮮人」という発想はない。

 では「チョン」とはもともとどんな意味だったのか?

 チョンとは今でも読点や傍点に使う「、」や「・」のことだ。
「どらえもんえかきうた」にある「丸(◯)描いてチョン(・)」の「チョン」だ。

 江戸時代には男性がちょんまげを結っていたが、あれをちょんまげと呼ぶのは
形が「、」に似ているからだという。
「、」はそれ自体では意味のない小さな点なので、些細なこと、小さなこと、などの意味にも使われる。
ごくわずかな量を意味する「ちょんびり」や「ちょんぼり」という言葉や、
短い時間を意味する「ちょんの間」という言葉が今でも残っている。

 チョンには別の意味もある。芝居(歌舞伎)で幕切れに入れる拍子木の「チョン」という音のこと。
そこで終わり。そこで打ち切りというしるし。「そこでチョンになった」などと使う。
何かを切断するときに使う「ちょん切る」も同じ意味からの言葉だという。

 「チョン」というのは前者の意味から派生して、「つまらない奴」「役に立たない者」という意味で
使われていた言葉のようだ。
「西洋道中膝栗毛」の中にある「ばかだの、ちょんだの、のろまだの」は、「あほ、ばか、まぬけ」と同じ、同義語を
反復する表現にすぎない。
「ばかだのちょんだの」に朝鮮人差別の意味はまったくない!