■今大会ではFW伊東やGK中村らの奮闘が見られたが…。
 
引き分け以上で優勝が決まる韓国戦には3万6000人以上のお客さんが集まったけれど、日本のサポーターたちは“二重のショック”を受けたんじゃないかな。
ひとつは宿敵の韓国に4失点して負けたこと。そしてもうひとつは、収穫に乏しいまま今大会を終えてしまった代表チームの現状についてだ。

確かに、今大会ではFW伊東や川又、GK中村ら代表であまり馴染みのなかった選手たちの奮闘が見られた。でも、チームの底上げにつながったかと言われれば決してそうとは言い切れない。
今大会で収穫を掴んだのはむしろ、シュティーリケ前監督を解任し、シン・テヨン新監督を迎えた韓国のほうじゃないかな。

韓国戦を観た日本のサポーターたちは、その大半が「このままで大丈夫なの?」って思っているはずだよ。
こんな状況が例えば南米や欧州の強豪国で起こったら、監督は即刻「解任」にされてしまうはずだけど、日本の場合はどうかな。

いずれにせよ、来年6月のワールドカップに向けた強化の場は、大会直前を除くと3月しかない。残りわずかな期間で、後悔のない道を進んでほしいね。


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