https://www.travelvoice.jp/20171216-99076
〜試合前後の滞在で大きな経済効果〜
ここに鳥取市の興味深いデータがある。
2011年11月29日、鳥取でのガイナーレ鳥取対FC東京の試合。
FC東京が勝てばJ1昇格が決まるという大一番に、FC東京のサポーター約2000人が来場した。
そのときの市内消費額の推計は約3000万円。
内訳は、FC東京サポーターによる市内での飲食費が約880万円、宿泊費が約900万円、
土産代が約610万円、ガイナーレ鳥取サポーターによる飲食費が約320万円。
スタジアム内での飲食売上が約250万円。

アンケートを取ると、鳥取砂丘などの周辺観光地や街中へ出かけたFC東京サポーターも多く、
鳥取市では間接波及効果を含めた1日の経済波及効果は3900万円にのぼると推計した。
アウェイのサポーターが、そのまま観光客になり、試合時間前後での滞留時間が伸びることで、
各方面で消費機会も増えたことになった。