【甲府】伊藤・前大宮監督をヘッドコーチで招へいへ 選手育成に定評
2017年12月16日6時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20171215-OHT1T50164.html

J2降格が決まったヴァンフォーレ甲府が、来季ヘッドコーチに、前大宮監督の伊藤彰氏(45)の招聘(しょうへい)を目指していることが15日、分かった。関係者によると、すでに交渉中だという。

埼玉県出身の伊藤氏は今年5月、渋谷洋樹元監督(51)=来季J2熊本監督=の解任を受け、コーチから大宮の監督に昇格したが、就任後18戦3勝8引き分け7敗で、今季のリーグ戦が残り3試合となった11月に解任された。それでも、大宮では下部組織のコーチや監督を務めるなど、選手育成には定評がある。今季まで3年間、甲府のヘッドコーチを務めた望月達也氏(54)の退任は、13日に発表されている。

1年でのJ1復帰を目指す甲府は、すでに吉田達磨監督(43)の続投が決定している。吉田監督も、柏の下部組織を指揮した経験も持つだけに、関係者は、「(2人は)考え方も近いのではないか」と話す。就任が決まれば、選手を育てられる2人がタッグを組み、チーム強化を進めていくことが期待される。