日本ハム、大谷の大リーグ移籍で22億円利益押し上げ
2017年12月15日 18:17 日本経済新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO24697750V11C17A2TJ2000

日本ハムは15日、子会社のプロ野球球団、北海道日本ハムファイターズ(札幌市)に所属する大谷翔平選手の米大リーグへの移籍に伴い、2018年3月期連結決算で2千万ドル(22億8千万円)の増益効果が見込まれると発表した。移籍金を子会社の特別利益に計上し、18年2月1日に公表する17年4〜12月期連結決算に反映させる予定だ。

大谷選手はポスティングシステムでロサンゼルスエンゼルス入りを決め、15日に移籍が確定した。エンゼルスから日本ハム球団に払われる移籍金は上限の2千万ドルで、日本ハムは連結損益計算書に「プロ野球選手移籍金」として計上する。

大谷選手は13年に岩手・花巻東高からドラフト1位で日本ハム球団入り。投打の「二刀流」で活躍した。16年には投手として10勝4敗、打者として22本塁打を記録。パ・リーグ最優秀選手となり、チームの日本一に大きく貢献した。

ポスティングシステムは海外フリーエージェント権を取得する前に大リーグへの移籍を可能とする制度。大谷選手を巡っては、12月1日に米大リーグ機構のオーナー会議が新協定を承認した後、7球団が交渉し、エンゼルスが獲得した。

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