12/15(金) 21:50配信
　大相撲の元横綱・日馬富士（３３）による前頭・貴ノ岩関（２７）＝貴乃花部屋＝への傷害事件で、日本相撲協会の危機管理委員会（委員長＝高野利雄・元名古屋高検検事長）が２０日の臨時理事会までの貴ノ岩関の聴取を事実上、断念したことが１５日、分かった。協会関係者は「（師匠の）貴乃花親方側から聴取を受ける旨の連絡はない。事実上２０日までの聴取は無理」と述べた。

　協会は２０日に危機管理委の報告を受けて、関係者の処分を検討する予定。

　危機管理委は１１月３０日の理事会で、貴乃花親方（元横綱）に貴ノ岩関の聴取を要請し、鳥取県警の書類送検後に協力することで合意していた。だが、貴乃花親方側は元日馬富士の書類送検翌日の今月１２日、協会にファクスで、鳥取地検の処分が決まるまで協力できないと伝えた。【飯山太郎】

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