世界の4分の3以上のサポーターが、自国のサッカー代表チームにゲイやバイセクシャルを公言する選手がいたとしても何の問題も無いと回答したことが13日、世論調査によって明らかになった。

英サッカーファンの8割は同性愛の選手に好意的、英BBC調査

サポーターが意見を投稿できるアプリ「フォルツァ・フットボール(Forza Football)」と同キャンペーンを企画した「ストーンウォール(Stonewall)」は、
代表チームにゲイの選手を含めることや同性愛嫌悪問題に関する意識調査を、38か国の5万人以上のサポーターを対象に行った。

レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー(LGBT)の平等な権利を求める団体は、
来年のサッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)と2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)が、両国での問題提起のチャンスになることを求めている。

自国の代表チームにゲイやバイセクシャルをカミングアウトした選手がいても心配はないと答えた回答者は76パーセントで、アイスランドとアイルランドの回答者は10人あたり9人がこの意見を支持した。

一方で、アラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビア、エジプトでは10人あたり1人の支持にとどまった。
ロシアの支持割合は約50パーセントとなったが、カタールでは14パーセントにとどまった。

ロシアでは1993年に同性愛が合法化されたものの差別の目は日常的で、人権活動家は嫌がらせなどが横行していると主張している。カタールでは同性愛は違法となっている。

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12/14(木) 16:55配信
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