NHK秋田 NEWS WEB
新スタジアム整備で提言
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013233141.html

提言を行ったのは、県内の企業経営者で作る団体、「秋田経済同友会」で、8日、佐竹知事と秋田市の穂積市長を訪問して、提言書を手渡しました。
提言では、ブラウブリッツ秋田のJ2昇格に向けて新たに整備するスタジアムは、サッカー以外にも利用できる複合的な機能を持つものにして、どんな天候にも対応できるよう可動式の屋根をつけるべきだとしています。
また、場所については、にぎわいを生み出す拠点にするため、秋田市の中心部がふさわしいとしています。
こうしたスタジアムは、建設費がおよそ110億円かかるものの、経済波及効果は、それを上回るおよそ190億円に達するとする試算も示しました。
提言について、佐竹知事は、「民間からの提案は、スタジアム整備に向け大きな後押しになる」と述べ、提言を踏まえて、さらに議論を進める考えを示しました。
さらに、佐竹知事は、Jリーグ側から来年6月までにスタジアム新設の確約を求められていることについて、「建設を前提にした何らかの予算措置を行い、条件をクリアしたい」と述べました。
一方、秋田市の穂積市長は、「民間からの動きは歓迎する」と述べましたが、提言の内容については明言を避け、慎重な姿勢を示しました。