香川県琴平町の県立琴平高校(中西公子校長)で6日、いずれも強豪のなぎなた部と剣道部による「異種武道大会」があった。
恒例となった異種対決に、全校生徒や保護者らから歓声が上がり、盛り上がった。10回目となる大会は昨年まで4連敗していた
なぎなた部が制し、通算成績を6勝4敗とした。

大会は6人制の団体戦。剣道にはない「すね」は可能としたため、剣道部員はすね部分を守る防具を着けて試合に臨んだ。
また、高校の剣道で認められている「突き」は、なぎなたで高校生に認められておらず禁じ手とした一方、高校の剣道で
禁止されている二刀流を許可するなど、双方を取り入れたルールで進められた。

長いなぎなたに対抗するために二刀流に挑んだ剣道部員は、1本の竹刀でなぎなたを防ぎながらもう1本の竹刀で攻撃したほか、
「すね」を狙うなぎなたをジャンプでかわし「面」を狙うなどした。

1勝1敗4分けだったが、女子生徒6人からなるなぎなた部の方が奪った総本数が多かったため、男子生徒6人からなる
剣道部を降し、優勝となった。

1本を取ったが引き分けた元なぎなた部長の森香澄さん(3年)は「昨年まで負けていたのでリベンジできて良かった。来年も後輩が
勝ってくれると思う」と笑顔で話した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171207-00000017-mai-soci

画像
https://amd.c.yimg.jp/amd/20171207-00000017-mai-000-13-view.jpg