【将棋】女流プロ第1号、蛸島女流六段が引退へ

 日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属の蛸島(たこじま)彰子女流六段(71)が年齢的な衰えを理由に引退することが7日、明らかになった。
 対局が残っている女流名人戦、女流王将戦の予選を敗れた時点で引退となる。

 蛸島女流六段は昭和36年、日本将棋連盟のプロ棋士養成機関である「奨励会」に入会し、女性初の奨励会員となった。
 41年に初段で奨励会を退会。
 女流プロ名人位戦が創設された49年に、女流プロ第1号に認定された。
 将棋連盟で女流棋士会長を務めた後、平成19年に連盟から分離独立して発足したLPSAに移籍。
 対局のほか、将棋普及にも尽力してきた。

 タイトル獲得は女流名人位4期、女流王将3期。

産経ニュース 2017.12.7 19:26
http://www.sankei.com/life/news/171207/lif1712070038-n1.html