私立北海道栄高校(北海道白老町、渡辺和弘校長)野球部監督の男性教諭(45)が11月、部員の3年生の男子生徒に体罰を加えたとして、
3か月の停職処分を受けていたことがわかった。

 部員にけがはなかった。処分は同月21日付で、監督から退任した。

 同校によると、男性教諭は11月2日の授業中、部員の腹を蹴ったり、顔を平手打ちしたりするなどした。教諭は、部員が進学などのために
アルバイトに就く許可を学校側に申請していると知り、授業中に部員に直接不満を述べる中で激高したという。

 教諭は同日中に部員や保護者へ謝罪。同校では教諭を出勤停止とし、経緯を道高校野球連盟に報告した。
渡辺校長は取材に「期待が大きかった部員への指導が行き過ぎた結果だが、体罰は許されない。指導を徹底したい」と話している。

 同校は2006年の選抜高校野球大会に出場。今年の秋季道高校野球大会でもベスト4入りした強豪校。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171207-OYT1T50059.html