ネトウヨというのは強い者に向かっては左翼となり、
弱い者に向かっては保守になるという二重人格者。

旧来の左翼というのは、強い者に対しても弱い者に対しても
少なくとも建前の上では一貫して左翼として振る舞おうとした。

たとえば、自分が富裕層に対して相対的に弱者だと思えば、
貧困層やホームレスや被差別マイノリティのことも同じ弱者として
心を配った。弱者同士の間にある差別をなくす相互理解の勉強会も開いた。
弱者同士で共闘し合い連帯し合い助け合うという考えを持っていた。

しかしネトウヨにはそれがまったく欠けている。
彼らは上に対しては弱者として、左翼として振る舞う。
その一方で、自分より弱い者と彼らが見下した者に対しては徹底的に
強者としてえばり腐る。
かつての左翼にもそういう連中はいたかもしれないが、そういうのは
左翼の内部批判に遭っていずれはその信用を失っていったものだ。

ネトウヨにはそれがまったくない。当然のこととしている。