>>649
その中で本当の革命と呼べるのは藤井猛だけだと思う

田中はアマでも多く指されていた穴熊をプロの世界に導入しただけと言える
中座は思い付きの一手から「世界を広げ」はしたが、将棋の質を変えたとは言えない

藤井猛は本当に凄まじかった
一人で将棋の歴史、すなわち歴代の名棋士全ての価値観をひっくり返してしまったのだ
「詰みから序盤の一手を決める」というコペルニクス的転回で将棋の質を一変させてしまった
一人で積み上げた研究だけで、当時最強の谷川も4連敗 将棋の価値観を変えてしまったからだ

そこから「藤井vs現役棋士全員」という構図になり、全ての棋士が藤井対策を練る時代がきた
それによって将棋界の質が一変するとともにレベルが高まったが、
強さを吸収されてしまった藤井は長く持たなかった

もし棋譜が秘密で公開されるような時代でなかったならば、藤井は永世七冠を死ぬまで保持し続けただろう