香川、H組「すごく厳しい」と警鐘…「油断が取り返しのつかないものになる。4年前に経験した」

12/4(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆ドイツ1部ブンデスリーガ第14節 レーバークーゼン1―1ドルトムント(2日、レーバークーゼン)

 【レーバークーゼン(ドイツ)2日=本田千尋】ロシアW杯1次Lの組み合わせ抽選から一夜明けた2日、欧州リーグでプレーする選手が感想を語った。
11月の欧州遠征で日本代表から落選したドルトムントのMF香川真司(28)は「すごく厳しい組」と指摘。
優勝を目標にした14年ブラジルW杯は1分け2敗で1次L敗退した教訓から警鐘を鳴らした。

 欧州のトップリーグを主戦場とする香川は冷静に分析していた。
「日本人目線でいったら、あんまり強いチームじゃないと。そういう捉え方をされがちですけど、すごい厳しい組です」。
W杯王者が唯一入らなかったH組。FIFAランキングのトップはポーランドの7位。格上ばかりとはいえ恵まれたという考え方に対し、冷静に反論した。

 「その油断が取り返しのつかないものになる。決してなめていた訳ではないけど、4年前に経験した。W杯は常に厳しい組になる」。
自分たちのサッカーで優勝を目指すと言い聞かせて臨んだブラジルW杯はコートジボワール、コロンビアに敗れ、ギリシャに引き分け、1次L敗退した。

 ロシアで教訓を生かすためには現状のままでは難しい。
11月のブラジル戦、ベルギー戦は欧州で実施されたのにもかかわらず、代表メンバーから落選。スタンドから見た。
「しっかりとこっち(ドルトムント)でやるだけです。W杯の日程を見据えながら準備するだけです」。
欧州組にとって次の代表活動は3月。チーム内競争に勝ち、アピールしなければいけない。
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