かつてのプロレスと同じ、真剣勝負もどきのフェイク相撲
たぶん見世物興行としておこなわれた江戸期のころから
そんな感じで
昨日今日、モンゴル人だけがやり始めたことではない
実戦的な組技競技なら
柔道、レスリングなどを見たらわかるけど
引き技主体になる
まじめにやれば立ち合いは常に変化して左右に変わり
頭を伏せての突進はなくなる
お互いに前屈みに見合った体勢から
様子を窺いつつ、フェンントを入れながら、まわし、あるいは脚を狙う
ボクシングのパーリングのように、伸びてきた相手の腕を払い
「切る」動きも多くなるだろう
たぶんモンゴル相撲などのほうが、より真剣勝負の実戦の
形に近いんじゃないか?
効率的に勝利するには押すより引き、そして投げる
相撲は残念だけど、悲しいぐらい前時代的なプロレスっぽい
わずか五分に満たない取り組で
完全に息が上がってしまうのは、運動不足で過剰に太っているから
気の毒なほど弱い、格闘技として見ると、あまりに弱い
もし強くなりたくてやっている子供がいたら、まさに酷技としかいいようがない