タレント、坂上忍(50)が1日、MCを務めるフジテレビ系「バイキング」(月〜金曜前11・55)で、引退した元横綱日馬富士(33)の
暴行問題に関する日本相撲協会の対応に対して、「加害者寄り」と不信感を示した。

 日本相撲協会は30日、東京・墨田区の両国国技館で意思決定機関の定例理事会を開き、協会の危機管理委員会は暴行問題の中間報告を行った。
危機管理委員会は、日馬富士が貴ノ岩の態度を注意するために平手で顔面を殴打したところ、相手が「にらみ返した」ため「平手で多数回、
カラオケのリモコンで頭を数回殴った」と説明。危機管理委員会の高野利雄委員長(元名古屋高検検事長)は「そこですぐ貴ノ岩が『すみません』と
謝ればその先に行かなかったと思われますが、貴ノ岩はそうせずに、にらみ返した上、謝罪もしなかった」などと話した。

 MCの坂上は、高野委員長の発言について「この方、元検事長らしいですね、いま危機管理の委員長。この人が、『ちゃんと(貴ノ岩が)
謝っていれば、その後のことは行かなかった』ってよく言いましたね」と疑問を呈し、「あの立場の人がああいうこと言ったら、どう考えたって
加害者寄りじゃないですか。この人が危機管理の委員長っていったら、『相撲協会ってフェアな判断してくれるの?』って思っちゃいますね」と
不信感を露わにした。

 元宮崎県知事でタレント、東国原英夫(60)も「言語道断ですよね」と坂上に同調し、「協会全体が、危機管理委員会も評議委員会も、
何か執行部の言いなりみたいな、執行部寄りというのが見え隠れしますね。今回、もう協会自体、全体を改革すべきだと思いますよ。理事のメンバーも、
半分は外部から入れなければダメですね。抜本的な改革が必要だと思いますよ」と断じた。

サンスポ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-00000561-sanspo-ent

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