28日放送の「ニュース シブ5時」(NHK総合)で、松尾剛アナウンサーが、購入前商品の開封に肯定的な主張をした。

番組では「レジ前開封論争 日本のここが変!?」と題し、スーパーマーケットでレジ打ちをしている学生が新聞に送ったという投書について取り上げた。

それによると、高齢の女性が、レジに開封したポテトチップスを持ってきたという。女性は「味見のため」と主張したそうだが、学生は会計前の開封は「マナー違反ではないか」と指摘している。

寺門亜衣子アナウンサーは「私はこれ、ダメじゃないですかと思った」と話す。松尾アナは「味見っていう理由がダメだと思います」

「『味見してマズかったら、戻しちゃうかもしれない』っていうふうにも聞こえますから。それはダメ」と否定する一方「でも、買うのを前提だったら、許してあげてもいいんじゃないですか」と、購入前の開封に理解を示したのだ。

寺門アナは驚愕し「買う前ですよ?開けるの?」と松尾アナを問い詰める。松尾アナは平然とした口ぶりで「だってどうせ食べるんですもん、買ったら」と説明。

寺門アナが「でもまだ、買ってないですよね?」と、詰め寄るものの「食べるために買うんですから」と主張を続けていた。

ネットワーク報道部の宮脇麻樹記者は「私は、ダメだと思うんですけど」と口論に割って入り、海外ではよくある事例だと解説した。

寺門アナは「でも、海外ではね。日本ではダメですよ」と納得できない様子に。

なお専門家によれば、日本のスーパーマーケットでは、会計前に商品の飲食をした場合には、窃盗罪にあたる場合もあるのだとか。

寺門アナは「ほら…文化の違いとかマナー違反とか、そういうことじゃ済まされない。犯罪になるかもしれない」と訴えていた。

2017年11月28日 22時40分 トピックニュース
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