>>80の件が西野著『革命のファンファーレ』ではこう描かれる↓

◆意思を明確に表明する

『サンデー・ジャポン』という番組で、コメンテーターの西川史子さんは
「こんなこと、タレントをやっていたら日常茶飯事。私も経験があるけど
我慢している。西野さんも我慢すべき」とコメントされたが、
過労自殺をした方の御遺族の前で同じ台詞を言ってみるといい。

それと、もう一つ。
さも「帰らずに我慢している自分は、人として一枚上手」といった感じで
話されていたが、そもそも西川史子さんに「収録中に帰る」という選択肢が
あったのかは甚だ疑問だ。

当然だが、これによって、僕は前述の番組には未来永劫出られなくなる。
その番組を放送しているテレビ局との関係も際どいところ。
「面倒クセー奴だな」となると、似たような番組のオファーもなくなる。
テレビの仕事が遠退くわけだ。
テレビを収入源にしているタレントさんにしてみれば、これはなかなか厳しい選択だ。

つまり僕の言い分を要約すると、「帰らないんじゃなくて、帰れないんじゃないの?
そもそも、帰るという選択肢を持っていないのに、『私なら残ります』とか言ってん
じゃないよ」といったところ。

もう一度言うが、「嘘」ということは、
「自分の意思を明確に表明する」ということだ。
ことテレビに関して言えば、テレビ以外の収入が安定していないと、
なかなかテレビには意見しづらい。
https://lineblog.me/nishino/archives/9297936.html