横審 休場の横綱・鶴竜と稀勢の里 励ます意見多数
11月27日 21時02分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171127/k10011237481000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
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大相撲で、ことしの6場所のうち5場所で休場した横綱・鶴竜と九州場所で4場所連続で休場した横綱・稀勢の里について、
27日開かれた横綱審議委員会では「しっかり体を治して次の場所に備えてほしい」と励ます意見が多くを占めました。
鶴竜は九州場所を初日から休場し、ことしの6場所のうち5場所で休場しました。また稀勢の里も途中休場し、4場所連続での休場となりました。

これについて横綱審議委員会の会合のあと記者会見した北村正任委員長は「この状態が続いていくと横綱としての地位を保全できるかどうかという問題にならざるをえない」と述べました。

そのうえで、「委員からはしっかり体を治して次の場所に備えてほしいと励ます声が多かった。中には、休んでもいいから、きっちり治して出てきてほしいという発言もあった。
横綱をやめるべきという話にはなっていない」と述べ、休場が続く横綱2人について委員会の中で現時点では、励ます意見が多くを占めたことを明らかにしました。