W杯史上初の「再利用可能」スタジアム、カタール大会組織委が発表
2017年11月27日 15:24 AFPBB News 発信地:ドーハ/カタール
http://www.afpbb.com/articles/-/3153137?cx_part=latest&;cx_position=1

2022年サッカーW杯カタール大会で使用されるラス・アブ・アブド・スタジアムのCGイメージ(2017年11月26日提供)。(c)AFP/SUPREME
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【11月27日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World
Cup)で使用される、大会史上初の「再利用可能」スタジアムのデザインが26日、発表された。

4万人収容のラス・アブ・アブド・スタジアム(Ras Abu Aboud
Stadium)は、首都ドーハ南部の海岸に建設される予定で、準々決勝までの試合が行われることになっている。

大会後にスタジアムは解体され、他の場所での再組み立てと使用を見込み、部品がコンテナに運び込まれることになっている。

カタール大会組織委員会の幹部は「この競技場は、完璧なレガシーを提供する。スタジアム全体としても、多数の小さなスポーツや文化的な催しの会場としても、新たな場所で再組み立てが可能となっている」としている。

また、スタジアムの建設を監督する委員会が発表した声明によると、スタジアムの建設資材中には改良された輸送用コンテナも使用されている。

スタジアムは2020年に完成が予定されている。(c)AFP