「坂本龍馬が教科書から消える」には、大誤報が潜んでいる
「消えても仕方ない」じゃないんですよ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53507

知らない人も多いと思うが、日本史で覚える事項や人名は、年々増えている。
日本学術会議(内閣府が管轄する政府から独立した科学者たちの代表機関)は、
10年以上前から学習内容の精選を求めているが、一向に減る気配がない。
それどころか、ある日本史教科書で比較したところ、30年間で67ページも増えていた。

また、30年前(1987年)の『日本史用語集』(山川出版社)には、約6400の用語が
収録されていたが、現在(2017年)は約10700の用語が採録されている。
30年で4300もの新しい用語が足されたことになるわけだ。
「ゆとり教育」という詰め込み教育が否定された期間を挟んでいるのに、
この数字はどう考えても異常である。