菊花賞馬も登場「競走馬の余生考える」イベント
2017年11月27日 08時09分
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マチカネフクキタルと触れ合う来場者

 引退した競走馬と触れあうイベントが25日、JR甲府駅北口よっちゃばれ広場で開かれた。

 山梨総合研究所(甲府市)の主任研究員、相川喜代弘きよひろさん(45)が、競走馬の余生について理解を深めてもらおうと企画。
相川さんによると、競走馬は引退後、食肉として処理されることが多く、繁殖馬や観光用に飼育されるのは一部にとどまっているという。

 山梨県内には朝廷に献上する馬を育てる牧場「御牧みまき」が3か所設置されていたなど古くから馬との関わりが深い。
相川さんは「大きなレースを勝った馬などを多数集めた牧場を作れば、観光資源になるのではないか」と話す。

 この日は、1997年の菊花賞馬で、現在は北杜市の牧場で飼育されている「マチカネフクキタル」が登場。親子連れや観光客は馬に触れたり、写真を撮ったりして楽しんでいた。