食べ物を粗末にしてはいけない、という日本人の倫理観は日本人のアニミズムに由来するもの。
日本人は物に魂がやどっているという無意識的な宗教観を持っているから、物を破壊したり
物を粗末に扱ったりすることに嫌悪感が生じる。
故人の遺骨や形見に異常にこだわったりするのも、物体に執着があるアニミズムに由来する文化。
食べ物を粗末にすることが良いことではないが、せめてそういう日本人特有の心理を理解した上で
物事を見て欲しい。