米国合宿中に大麻を使用したとして、昨年4月に全日本スキー連盟から無期限の競技者登録停止などの処分を受けたスノーボードの未成年(当時)の男子選手が、その後の更生プログラムから離脱した問題で、この選手が、来年2月の平昌五輪(韓国)への出場をめざして、競技者登録の復帰を希望していることが、22日分かった。

 複数の関係者によると、連盟側も聞き取りをしており、選手は更生プログラムをやめたことなどを謝罪しているという。全日本連盟は今後、理事会などで対応を決める方針。この選手は、国際大会で入賞実績があり、平昌五輪での活躍が期待されていた。

 全日本連盟によると、この選手は、昨秋ごろから自費で海外遠征し、ボランティア活動などの更生プログラムをしなくなった。今年1月には海外であったプロの賞金大会に出場していたという。このため、復帰を認めるかどうかについては、連盟内で意見が分かれそうだ。


11/23(木) 3:03配信 朝日新聞デジタル
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