貴乃花親方は当初「転んだ」と貴ノ岩から報告を受けながら、秋巡業最終日の10月29日に鳥取県警へ被害届を提出。
協会が11月2日に同県警からの連絡で事件を把握するまでに、
巡業を管理する部長として協会執行部へ問題の報告を入れることは可能だったという見方は根強い。

ところが、3日に鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜、59)から電話で事情を聴かれた際には「(状況は)よくわからない」と答えていた。

協会は玉ノ井副部長からも聴取を行った。暴行が発生した宴席は10月26日未明まで開かれたが、
貴ノ岩は同日に鳥取市内で行われた巡業に参加して、取組も普通にこなした。当日の稽古などを見守った玉ノ井親方は
「(暴行は)全く知らなかった」とし、頭部や顔面の外傷は見受けられなかったと説明した。

貴乃花がおかしい