ベルギーで14日に行われた日本対ベルギーのサッカー国際親善試合について、会場がテロの標的となる可能性があり、中止も考慮されていたことがわかりました。

 AFP通信が15日の地元メディアの情報として伝えたところによりますと、ベルギーの警察は盗聴捜査から、試合会場のスタジアムを標的としたテロの情報を得たということです。そのため警察は対テロ部隊と情報を共有し、スタジアム外の警備を強化。当局は、試合の中止も考慮したということです。

 ベルギーサッカー協会の広報は、「キックオフの1時間前になっても試合が行われるかどうか、わからなかった」とコメントしています。

 この警備の強化の影響で、試合開始から30分を過ぎても数百人の観客が会場に入れませんでしたが、結局、テロを裏付ける確証は発見されず、試合が進められたと報じられています。

http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3213521.htm