ハリウッドで堰を切ったように俳優やプロデューサーらのセクハラ・スキャンダルが浮上しているなか、大物俳優シルヴェスター・スタローンが1986年に性的暴行を加えたとして、16歳の少女が警察に被害届を提出していたことが明らかになった。
Mail OnlineやBaltimore Post-Examiner紙などの海外メディアが伝えた。

 当時、40歳のスタローンは米ラスベガスで映画『オーバー・ザ・トップ』の撮影をしており、Mail Onlineが入手した警察の調書によると、少女は同作でスタローンの息子を演じた俳優デヴィッド・メンデンホールを通じてスタローンに会った。
初めて会った翌日にスタローンのホテルの部屋に呼ばれたという少女は、スタローンと性行為に及んだ後、当時スタローンのボディーガードをしていたマイク・デ・ルカも加わっての性行為を強要されたと、かなり具体的に話していたという。

 少女はスタローンもデ・ルカも既婚者なので、ホテルで起きたことを口外してはいけないとスタローンに脅されたと供述。調書を取られている最中に取り乱し、泣いたりしたが、最終的に恥と恐怖を感じて告訴しない決断に至ったとのことだ。

 当時、ラスベガス市警で性犯罪を取り締まっていた元刑事のジョン・サモロヴィッチ(John Samolovitch)氏は、Daily Mailが入手した調書の写しが本物であると確認しているという。

 本件に関し、スタローンの代理人のミシェル・ベガ(Michelle Bega)はMail Onlineに対し、「バカげた話で、明らかにデマです。スタローン氏も含めて、本日こうして報道されるまで、こんな話があることを誰も知りませんでした。本件に関してスタローン氏が当局や他の関係者に接触されたことは一度もありません」とコメントし、完全否定した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00052783-crankinn-ent