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「ゴロウ・デラックス」で激怒・途中退席した作家・伊集院静氏、まさかの番組再出演

15日放送のバラエティ番組「ゴロウ・デラックス」（TBS系）に、
過去の出演時に激怒し、途中退席した作家・伊集院静氏が2年ぶりに出演した。

番組と伊集院氏の因縁は、2012年4月の放送にまでさかのぼる。
当時、伊集院氏が番組で「女は鮨屋に入るな」「グリーン車で騒ぐ子供を注意しないのはおかしい。叩いてやったよ」
などと自身の考えを語っていたところ、共演者の小島慶子が冗談めかして「うるさい」とコメント。
これに伊集院氏が怒り出して途中退席したため、番組が中断された過去があった。

伊集院氏の番組出演がこの事件以来だったため、冒頭から司会のSMAP稲垣吾郎と、
TBSの外山惠理アナウンサーは落ち着かない様子。外山アナは、スタッフから事前に
「タメ口を聞くな」などと、伊集院氏に失礼がないようレクチャーを受けたことも明かした。

稲垣が、前回の放送内容に触れ「まさか帰ってきてくださるとは思っていなかった」と切り出すと、
伊集院氏は「出ろって言われたから出ただけだけど。（前回はこちらに）失礼もあったし」と
淡々と語りながらも、自身の非も認めた。

しかし、稲垣が「今回帰ってきてくれたのには何かあるんですか？」と尋ねると、
伊集院氏は「過去の話はもうやめましょう」と、やんわりコメントを拒否している。

その後は歯に衣着せぬ発言で、自身の著書について稲垣らとトークを繰り広げた伊集院氏だが、
番組後半では前回の放送にも触れた。伊集院氏は、妻で女優の篠ひろ子に「人前で怒らない。二度とああいう（前回のような」ことはしない」
「相手に非があっても立ち上がったりしない。バカって言っちゃいけない」と、出演時の態度を
厳しく注意されたという。さらに「バカって言われた方の身になって考えなさい」と指摘されたのだとか。

一度は伊集院氏も「バカにバカと言って、何が悪い？」と反論したが、今度は篠に
「バカにバカと言ったって、バカなんだから分かんないだから」と諭されたという。
伊集院氏は、「そのほうが（相手に）悪いんじゃないかよ」とツッコんだことを明かし、
稲垣と外山アナの笑いを誘っていた。