現ライジングプロダクション社長
【元暴力団員】 平哲夫(小指なし)
自民とズブズブの関係↓↓↓


◇アムロ所属芸能プロから自民幹事長サイドに1億5千万円の裏金

安室奈美恵が所属する芸能プロダクションの元社長とは、「ライジングプロダクション」(現在名はヴィジョンファクトリー)の平哲夫だ。
平は、沖縄サミットの翌年2001年10月に、脱税(法人税法違反)容疑で東京地検特捜部に逮捕され、05年1月に最高裁で懲役2年4月、罰金2億4000万円の実刑判決が確定した。
06年には服役を終えている。二審判決によると、脱税金額は約11億円という巨額にのぼる。

ここまでなら、よくある芸能プロダクションの脱税事件である。
あまり珍しくもない。
ところが、この捜査の過程で、転がり出てきた事件に私は驚いた。
かつて、自民党きっての実力者として「将来の首相候補」と呼ばれていた加藤紘一元幹事長の事務所代表に、平から1億5000万円もの裏金が渡っていた事実が発覚したのだ。

この事務所代表は加藤事務所の「金庫番」でもあった佐藤三郎。
佐藤は、この1億5000万円を申告しなかった脱税(所得税法違反)で02年3月に逮捕され、同年12月には懲役2年、執行猶予4年、罰金4300万円の有罪判決を受けた(そのまま佐藤、検察とも控訴せず確定)。

この裏金が渡ったのは、加藤紘一が自民党幹事長として権勢の絶頂にいた97年6月ごろである。
違法なカジノ賭博店への出入りが発覚することを恐れた平が、佐藤にもみ消しや捜査情報の収集を依頼、その謝礼の意味があったと報道されている(02年1月11日付読売新聞)。

この事件は次の点で私にとって衝撃的だった。
一見接点がなさそうに見えた自民党中枢とJポップ業界が、巨額の裏金を渡し、捜査のもみ消しや情報漏洩といった違法行為を依頼するほど、深く、そして暗く関係していたことだ(加藤紘一の金庫番秘書という「大物」は、接触するだけでも簡単ではない)。
http://www.mynewsjapan.com/reports/951