怒り、慈しみ、再生の思い表現 SUGIZO、敬愛するシンガー10人迎え新譜
11/15(水) 12:22配信
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ソロデビュー20年を迎えたSUGIZO

 敬愛する10人のシンガーを迎えたアルバム「ONENESS M」(29日発売)は、SUGIZO(48)がギターをかき鳴らす様子が浮かぶ立体的な作品になった。

 言葉に力を持つ歌い手として信頼する仲間をイメージした曲を作り上げ、自らはバイオリンなどの楽器を手に、ともに怒りや慈しみ、再生の思いを表現した。

 LUNA SEAで30年近く伴走してきたRYUICHIとは、「無から光を得て上昇し、次の次元に向かうような(宇宙の始まりのきっかけとなった)ビッグバンをイメージした」という曲「永遠(とわ)」で競演した。

 ライブでは互いの体を密着させ、情熱を放ち合う盟友。
 「闇が続いていた 時はまだなかった…」との詞から始まる曲では歌とギターという互いの“武器”をぶつけ合い、8分を超える大作になった。

 X JAPANで活動を共にするToshlは「不死鳥」と名付けた曲に、「心を引き裂かれるような痛みを受けても、人生にはいくつもチャンスがあり、自分の意志で切り開くことができる」と自身の歩みを投影した。
Toshlと同じように離婚や金銭トラブルなどを経験したSUGIZOは、「挫折は表現者としてのエネルギーになる」と前を向く。