https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00053209-nksports-fight
日馬富士の素顔

日馬富士の暴行事件発覚に、ファンの多くは驚いたかもしれない。
巡業などで優しいファンサービスが目立ち、特に子どもや車いすの人、
障がい者を見かけると自ら歩み寄る。子どもの頭をなで、車いすの人との撮影
では必ず膝を折って座り、目線を合わせる。それは生まれつき難聴がある自身
の一番上の兄の存在も影響しているのだろう。モンゴルの病気の子どもたち
へ援助するNPO法人「ハート・セービング・プロジェクト」も支援している。
対外的には優しさが目立つ。横綱としての責任感を感じさせる言葉、態度も多い。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00000020-nkgendai-spo
日馬富士の素顔と評判…油絵が得意な院生横綱がなぜ暴行

単なる相撲バカではない。

 角界入り後、モンゴルの国立法科大学通信課程へ。日本とモンゴルの法律の
違いを卒論のテーマに2013年春、卒業。モンゴルで警察官と弁護士になる資
格を得ると、翌14年からは法政大大学院政策創造研究科に通う。角界初の院生
横綱でもある。

絵がうまく、中でも油絵は玄人はだし。銀座の有名画廊で絵画展を開いたこと
もある。

 慈善活動に熱心で、モンゴル国内では心臓病の子供への医療支援も行っている。
「相撲に限らず、さまざまなことを知っている人間になりたい」のだという。

 身長186センチ、体重137キロ。相撲取りとしてはきゃしゃな体格にもか
かわらず、横綱に上りつめた。

「とにかく稽古熱心。支度部屋でも両耳にイヤホンをしたまま体を動かしていて、
こちらが声を掛けるのがはばかられるほど集中している」とは相撲担当記者だ。

 激しい稽古や無理がたたったのか、左肘に加えて両脚にも爆弾を抱えるなど満
身創痍。自身がケガで悩んでいるだけに、負傷した力士には部屋や一門の垣根を
越えて、病院を紹介することも。「ライバルにも平気で塩を送るのだから、いく
らなんでも優し過ぎる」と角界関係者を苦笑させた。

「日頃は温厚で、モンゴル人力士のまとめ役のような存在。飲み会の音頭をよ
く取ってるし、仕切り屋タイプだね」とはこの関係者だ。

 06年に事故で他界した父親は元警察官。まじめで勉強熱心でリーダーシップ
も備えた性格。

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謝罪に出向いた伊勢ヶ浜親方、日馬富士を無視した貴乃花の行動に「評判を下げた」

14日に伊勢ヶ浜親方と日馬富士が貴乃花部屋へ謝罪に出向いた際に車に乗って
いた貴乃花親方が一切、応じず去っていったことに相撲取材歴30年の横野レイ
コリポーター(55)は「残念な気持ちがしますし、貴乃花親方の評判を下げた」
と断じた。この行為は貴乃花親方が伊勢ヶ浜親方へ「それぐらいの怒りを持って
いる」とし被害届を取り下げないという「強硬な意志を示している」と解説
した。

 こうした貴乃花親方の一連の行為をMCの坂上忍(50)は「頑張っているな
と思っている」と理解を示していた。