コミケ事件の謝罪文で彼女は「女優という職業は、事務所の方針もあり、ファンクラブを自ら作る事は出来ず、故にファンイベントの様な催しは出来ない」と綴っていたからだ。
事務所の方針と、彼女がファンに見せたい姿との間に大きな開きがあり、そこから溝が深まったことも考えられる。

私生活では一児の母という立場であるが、現在、小学生の娘は真木の状態を心配した元夫が世話しているという。
これをもって真木を育児放棄だと揶揄するメディアもあったが、そうした個人の事情を鑑みない一面的な誹謗中傷も、彼女を疲弊させる一因となっているだろう。

いずれにしろ、真木よう子という女優がこのまま芸能界からいなくなるのはなんとも惜しい。
今は急いで仕事をリスタートしようとせず、静養のうえで、十分に納得のいくまで所属事務所と話し合うことが先だろう。
たとえそれに一年以上かかったとしても、そう簡単には世間は<真木よう子>を忘れないはずだし、
これまで共に仕事をしてきた映画やドラマのスタッフたちもまた彼女と仕事をしたいと願っているに違いない。
だからこそ生き急ぐことなく、冷静になってもらいたい。