12月31日に放送される『第68回NHK紅白歌合戦』の司会者が、11月13日に発表された。
総合司会はお笑い芸人ウッチャンナンチャンの内村光良、紅組司会は昨年に引き続き女優の有村架純、そして白組司会は嵐・二宮和也(34)に決定した。
昨年は相葉雅紀が白組の司会を務めており、2年連続で嵐メンバーが大舞台を仕切る形だ。

この発表にはファンから「ニノ『紅白』司会おめでとう! すごく楽しみ! がんばってね!」「ニノちゃん本当におめでとう〜今年も嵐が司会なんてすごい!」
「ニノって意外と司会うまいんじゃないかな!? って思ってたからワクワクしてる!」と、祝福や応援の声が多数上がっている。

しかしその一方、昨年「嵐メンバー5人が年代わりで司会を務める」と“ウワサ”されたことが現実味を帯びてきたため、一般層からは非難が殺到。
「『紅白』の司会は朝ドラヒロインと嵐って決まっているの? 正直つまらないな」「昨年の相葉がグダグダだったのに、また嵐なのか……これから毎年司会だと思うとウンザリ」
「『紅白』はジャニーズの“私物化”がヒドイ。興醒めですね」と厳しい声も見受けられる。

実は一般層だけでなく、二宮の司会に複雑な思いを抱くジャニーズファンは少なくないよう。
というのも、『紅白』の直後にはジャニーズアイドルが勢ぞろいする
コンサート『ジャニーズカウントダウン』が東京ドームで行われており、昨年相葉が司会を務めた際、嵐は4人だけでステージに立っていたのだ。
彼らが会場に来ることはファンには知らされておらず、完全に“サプライズ登場”であったため、会場は大盛り上がり。
しかし、メンバーが全員そろわない状態でのパフォーマンスには、「5人の姿が見たかった」と残念がるファンも。
嵐といえばメンバーの“わちゃわちゃ”が魅力でもあるため、一抹の寂しさを覚えながら年を越した人は少なくなかったようだ。

今年の『紅白』司会が二宮に決定したことにより、もし今回も『カウコン』に嵐が登場することになれば、4人でのパフォーマンスになることは確実。
ジャニーズファンは、この事実に気を揉んでいるようなのだ。
ネット上では「ニノが司会に決まったことはうれしいけど、『カウコン』はまた4人ってことか……」「本当に嵐で司会を回すなら、
『カウコン』で5人そろう姿は当分見られないのかな〜と思うと残念」「『紅白』の司会はうれしいし誇らしいことだけど、
やっぱり『カウコン』で5人そろった嵐が見たかったのが本音だな」との声が上がっている。

『紅白』の司会は誰でもできるワケではない大役だが、ファンにとっては複雑な発表だったよう。
『紅白』も『カウコン』も、ジャニーズファンとして楽しめるステージになることを願いたい。

http://dailynewsonline.jp/article/1375939/
2017.11.15 08:00 デイリーニュースオンライン