大迫が身体を張ったポストプレーで善戦。

MF
2 井手口陽介 5.5
素早い攻守の切り替えや精力的なプレスバックなど、中盤の守備の強度を高める。ただ攻撃面で少し迫力不足だった。
 
16 山口 蛍 6
アンカーでプレー。中盤で致命的なパスミスもあったが、自陣サイドの奥深くまで戻るなど、プレーエリアは広く、エアバトルでも奮闘。
 
25 長澤和輝 5.5(62分OUT)
代表デビューとは思えないほど堂々とプレー。シンプルだが正確なパス捌きでリズムを作ったが、決定的な仕事はできなかった。
 
FW 
8 原口元気 5.5(78分OUT)
サイドへの追い込みは問題なかったが、守備にやや追われて持ち前の突破は鳴りを潜める。ダイアゴナルの動きは良かった。
 
15 大迫勇也 5.5(73分OUT)
身体を張ったポストプレーで前線を活性化。26分には酒井宏のクロスをヘッドで合わせたがネットを揺らせなかった。
 
18 浅野拓磨 5.5(68分OUT)
序盤から積極的に裏を狙った。鋭い動き出しで攻撃のスピードアップを図る一方、デュエルでやや力不足な感あり。

ブラジル戦からの修正はできていたが…。

交代出場
MF
14 森岡亮太 5.5(62分IN)
ブラジル戦に続き、途中出場でピッチに立つ。インサイドハーフでプレーし、69分には左足で狙うもこれはGKがストップ。
 
FW
11 久保裕也 5.5(68分IN)
右ウイングでプレー。カットインや周囲との連係で崩そうとしたが奏功せず。途中出場の際にはスタンドからブーイングが。
 
FW
9 杉本健勇 5.5(73分IN)
大迫に代わってCFに。76分には決定的なチャンスを迎えたものの、これは相手GKの好守に阻まれた。
 
FW
10 乾 貴士 −(78分)
入ってすぐに相手GKを慌てさせる右足シュートをお見舞い。左サイドからスピーディな仕掛けを試みた。
 
DF
21 酒井高徳 −(86分OUT)
右SBでプレー。限られたプレータイムのなか、アグレッシブさは表現できていたが、結果には結びつけられず。
 
監督
ヴァイッド・ハリルホジッチ 5.5
ブラジル戦からスタメンをふたり入れ替えて、中盤の形も逆三角形を採用。試合には負けたが、組織的な守備などブラジル戦からの修正はできていた。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)